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学校検診終わりました

19.06.28

 

「「小学校、中学校、高等学校」
 今年も春の学校歯科検診が行われ、昨日の検診をもって今年度は終了しました。

「約400名」
 歯科検診の場合、各学校に主任学校歯科医が着任しています。検診には応援医が数名一緒に検診をして一日で終わるようになっています。
 私の場合、地元の高校の主任医を務めるほか、小学校、中学校の応援医として検診にあたりました。
 その数、合わせて400名弱の児童生徒さんを検診しました。
小学生は乳歯がの歯並びから、混合歯列期といって乳歯と永久歯が混在する時期そして、永久歯の歯並びまで。

「むし歯は少ない」
  どの学年においても年々、むし歯は本当に少なくなってきています。全くむし歯がない子もたくさんいます。家庭や学校で歯の大切さやむし歯予防についてよく学んでいるのでしょう。すばらしいです。

「歯肉炎は増加」
 一方、歯肉炎が増えているように思います。歯と歯茎の間に歯垢(プラーク)が残っていて白い塊となっている様子が見られます。歯ブラシが当たっていないのでしょう。
 歯肉炎は、適切な歯ブラシで健康な歯茎に戻ります。しかし、ここにむし歯菌が増えると、一気にむし歯が増えるでしょう。
 危険なサインです。まずは、歯垢を残さないように歯ブラシの練習をしましょう。

「歯ブラシの練習」
 歯科医院では、歯科衛生士が歯ブラシの指導をしています。
多くの歯、口の病気は歯ブラシ1本で予防できるといわれます。私たちはそのお手伝をしたいと考えています。